曖昧指示VS具体的指示・子どもにとっていいのはどっち?

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 こんなお母さんに読んで欲しい

  • 子どもが言うことを聞かなくてイライラ
  • 子どもに何度も同じ注意をし続けて疲れている
  • 子どもと意思疎通するのが難しいと感じている

 

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この記事の内容

 

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この記事を書いているのは..

カウンセラーのたまご、高橋ちさとです。

 

現在 お母さん歴9年3ヶ月ほど。

 

前職は日本語教師

現在はフリーランス

断捨離アドバイザー/家事代行

ベビーシッター/園児・児童への学習指導もしています♩

 

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gokigen085.hatenablog.com

  

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【曖昧指示VS具体的指示・子どもにとっていいのはどっち?】

 

あなたは子どもに

どちらの指示の出し方をしていますか?

 

  • お行儀よく食べようね。
  • 背筋を伸ばして座って、くちゃくちゃ口の中を見せないように食べようね。

 

  • また忘れ物したの?もっとしっかりしてよ!
  • また忘れ物したの?毎朝、忘れ物がないか学校に行く前にもう一度確認してね。

 

  • 何時だと思ってるの!時計を見なさい!
  • 今何時か、時計を見て時間を確認しなさい。いつもなら何をしている時間か、考えて。

 

「お行儀よく」「しっかり」

「時計を見なさい」が曖昧指示

曖昧指示の下に書いた方が具体的指示です。

 

どちらの指示方法にも、

メリット・デメリットがあります。

 

どちらが正解、どちらが不正解と

いうわけではないんですよ〜^^

 

曖昧指示のメリット・デメリット

 

メリット:

子どもが自分なりに言葉の意味を

解釈しようとするため、

考える力、予測する力、想像力が

身に付く!!

 

デメリット:

「お行儀よく」と言われても

残さなければいいのか?

手遊びをしなければいいのか?

食べ物をこぼさなければいいのか?

 

子どもが「これくらいすればお行儀いいかな」

と自分自身にOKを出すレベルでは、

お母さんが期待している結果が

返ってくることは少ないと言えます^^;

 

なので 子どもからすれば

頑張ったつもりなのに、

なぜかお母さんが怒ってる!という事態に。

 

「時計を見なさい!」は実際に、

わたしの友人が子どもに言っていた言葉です。

 

友人の7歳の子どもは、

ぽけ〜っと時計を見つめたまま...動かず。

 

「あんた!なにやってんの!」と

友人が子どもに言うと

「だって、お母さんが時計見なさいって

言うから、ちゃんと見てたんだよ」

と真剣な顔で答える子ども^^;

 

なるほど〜

そう伝わっちゃうのね!

子どもって面白いなぁと

大爆笑した瞬間でした^^

 

具体的指示のメリット・デメリット

 

メリット:

こちらが期待すること、お願いしたいことが

正確に伝わる

 

子どもも、何をすればいいのか

迷うことがないので、

時間がないときでも

すぐに行動に移せる

 

デメリット:

将来的に「指示待ち人間」になってしまう可能性。

 

自分で考え、予測し、想像する力が育ちにくい。

 

【一番いいのはハイブリット型】

 

最初に曖昧指示を出して、

考える時間を置いてから

子どもの意見を聞いて、足りないと思う部分を

お母さんが補う形が一番いいかと思います。

 

※曖昧指示→具体的指示

 

例えば

母「お行儀よく食べようね。

どうしたらいいと思う?」

 

子「うーん..こぼさない?」

 

母「他には気をつけられそうなこと、ある?」

 

子「ごはん中に席を立たない!」

 

母「うんうん、そうだね。

あとは、くちゃくちゃ音を出さないように

食べられたらばっちりだね!」

 

こんな感じで、

ここだけは守って欲しい!というお母さんの

譲れないポイントは、後から足してあげてください。

 

お行儀よくってどういうことだろう?

と、子どもがひとりで考える時間と機会は

確保してあげてください^^

 

例の場合でいうと

あまり細かく指示を出すと、

ルールが多すぎて守れなくなってしまうので

2、3つくらいでいいんじゃないかと思います^^

 

2つがクリアできるようになったら

また新たに2つ、気をつけて欲しいことを

伝える。そんな感じです。

 

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ADHD気質の私の娘の場合】

 娘が最近、お裁縫に目覚めました。

 

目標は「テディ・ベアを手縫いで作れるようになる」こと。

 

まずは、

簡単なものから縫えるようにと..

 

小学校で使う「ぞうきん」を

並縫いで作ってみようと

いうことになりました^^

 

私「ぞうきんは、ギュッと絞って

水を切るから縫い目は細かめに

していた方が破れにくいよ。」

 

娘「わかった!細かくする!」

 

1時間後..

 

娘「ママ〜!やっと5cm縫えたよ!!」

 

え!? 1時間かかって5cm!?

と思い、見てみると〜〜

 

刺繍のようにびっちり細かい縫い目..!!!

 

私「すごく細かく縫ったんだねぇ!

でも、もっと大きな縫い目でいいんじゃない?

これじゃ縫い終わる前に疲れ果てちゃうよ(笑)」

 

娘「そっか!じゃあ大きめにする!」

 

5分後..

 

娘「ママ!ぞうきん出来た!」

 

え!? 早すぎない!?

と思い、見てみると〜〜

 

今度は4cm幅くらいの、ものすごく

大雑把な縫い目..!!!

 

最終的には「今回は、1cm幅で縫おうね」

と言う説明でばっちり伝わりました。

 

私の娘はADHD傾向が強く出ているため

曖昧な指示を理解するのが

とても苦手です。

 

娘の持っている個性には、

具体的指示 多めが良いようです。

 

分かっているのに、ついつい

「曖昧指示だけ」やってしまうんです...

  

気をつけなくっちゃ! 

 

【まとめ】

 

曖昧指示、具体的指示、

どちらか一方が優れていると

いうわけではありません。

 

要は、バランス。

 

子どもの反応を見ながら

子どもの個性、

子どもの成長に応じて臨機応変に♩

 

子どもが言うことを聞かない!

子どもはお母さんが言ってることに

自分なりに応えようとしているかも!

 

最低でもここは守って欲しいと、

具体的に子どもに伝えよう^^

 ・

何度も同じ注意をしてるのに

分かってくれない!

注意して欲しいことが具体的に

子どもに伝わっていないだけかも?

 

曖昧な指示を何度も出すより、

具体的な指示を1度出してみましょう^^

 ・

子どもと意思疎通できない!

大人と同じ目線に子どもが立つのは

難しいです。

 

子どもがどんなふうにお母さんの言葉を

理解しているのか、子ども目線で

考えてみてください^^

 

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以下のリンクから詳細ページへ移ります。

 

募集状況を随時、更新しております^^

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

高橋ちさと